CASE STUDY事例紹介

  • 2020.01.07
  • 住設機器・資材

卵から生まれたエッグウォール

卵から生まれた機能性 塗り壁シート

エッグウォールは、塗り壁メーカーが開発した「紙」と「塗り壁」を一体化した『塗り壁シート』です。

価格帯も「塗り壁」と「壁紙」の中間で、新しい発想で作られた製品です。

塗り壁シートでありながら、表情は塗り壁。こんなコンセプトで開発されています。

 

現代を生きる私たちから未来へ贈る「リユース」という提案

私たち日本人の食生活で欠かすことのできない卵。年間消費量は世界第3位と言われています。卵が原料となる商品の製造過程から排出される卵殻の廃棄量は約20万トンと言われておリ、その内の約80%は処分費用をかけて、焼却・埋め立て処分されています。エッグウォールは、このようにして排出されていた卵殻をリユースし、製品化したものです。

 

命を活かす卵のチカラが、エッグウォールの中で生きています

卵の殻(卵殻)の成分は約94%が炭酸カルシウムでできています。厚さは0.26~0.38mmの多孔質(穴がたくさんあいているもの)で、その小さな穴のことを「気孔」(きこう)と呼びます。その気孔の数は、卵1個に7,000~17,000もあります。この気孔で「胚」(はい:ヒヨコになる部分)の呼吸に必要な酸素を取り入れ、内部で発生した炭酸ガス(二酸化炭素)を排泄するガス交換を行っているのです。つまリ、気孔には命を生かすチカラがあると言うことができます。
この微細な穴をそのまま壁材に応用したエッグウォールは、命を生かすのと同じメカニズムで、生活臭などの臭いを吸収したり、余分な湿気を吸収する働きがあります。

 

~エッグウォールはこんな方におすすめ~

〇ローコストで「自然素材の家」を建てたいという方に

〇消臭性能に優れているので、ペットと一緒にお住まいの方に
〇クロスでありながら調湿機能をもった珪藻土の塗り壁のような質感をお求めの方に

エッグウォールは、日本エムテクス株式会社の製品となります。
販売代理店となっておりますので、お気軽にお問い合わせください。